ステンレスについて

こんにちは、石原です☺

いきなりですが、みなさんは鉄とステンレスどちらが好きですか?


私の個人的な意見として、鉄よりもたくさん表情のあるステンレスが好きです✨
みなさんにもステンレスの良さを知ってもらいたく、今回はステンレスについて書いていきまーす!

まずステンレスの特徴は、
・錆びにくい
・見た目が美しい
・熱に強い
・耐久性がある
ざっとこんな感じでしょうか。

そして主に使用されているものは、
・手すり
・ドアノブ
・物干し竿
・ゴルフ用品
・エレベーター などなど。

強度や腐食性が必要であったり、見た目も重要視されるものに使われていますね。
そして使われ方によって、表面の仕上げ方が変わったりもします。
わたしが一番好きな表面仕上げは、研磨かなぁ~???HLも好きだし。。。バイブレーション加工も捨てがたい。。。
とりあえず3個に絞りましたが、本当にそれぞれ良さがあって決めがたい。。。

というわけで写真を3枚用意してみました。どれか気に入ったものはありますでしょうか?

1枚目 研磨

2枚目 ヘアライン

3枚目 バイブレーション

ステンレスの加工について

そしてステンレスの加工は鉄に比べると難しい。
値段も高いので失敗できないからあまりやりたくない。
など同業の方が話されているのを聞いたことがあります。

確かにステンレスは鉄に比べると約3~4倍高いので
失敗できないというのはとてもよくわかります。。。

こんな話をしていたら1つ思い出したことがありまして、、、
何年か前ですかね?入社して少し経ったころでしょうか。

CADで展開しレーザーで材料を抜いた時の話です。
レーザー加工が終わり、次加工を職人さんがやっている時に間違いが発覚。
「うわ~ごめんなさい。すぐ抜きなおします。」と言ってやり直したことがあるんですけど、、、
展開の寸法、材料の向き、材質や板厚すべてをしっかりと自分の中で確認し抜いたはずだったのに、、、
間違えていてもそれが正しいと思い込んでいると間違いに気づけない。
そんな状態になっていたんでしょうね。
結局一回で抜けていれば、たいして材料を使わなかったんでしょうけど、その時は1000×2000の板を一枚使ってしまったのを覚えています。

めちゃくちゃ謝りました。。。社長にも説明し、謝りました。。。。


「どこが間違えていたのかは分かったのか?」
「わかりました」
「ならいいよ」

と、お優しい、、、

一番最初冗談で給料から天引きなと言われた時はヒヤヒヤしましたが(笑)
あれから数年いまだに天引きされてません☺☺☺(笑)

型鋼加工について

弊社の得意分野でもある、ステンレスの角パイプ、丸パイプ、アングル等の加工✨


溶接したら熱が加わるので、歪んだり、反ったりして寸法がしっかりとでません。

寸法をきちんと出すには、直さなければなりません。
しかし、ハンマーで叩くと角パイプなんかはすぐ凹んでしまいます。
反対から熱を加えても他のところにも影響がでます。

そこで職人さんに聞いてみました!

そしたら奥の深いお話が。。。


溶接時点でどっち方向に溶接すれば直しが少なくて済むかを考えて加工している。
とのことです。

完全に直し0(ゼロ)とうまくはいきませんが、極力歪みの出ないよう、反らないよう計算して加工しているとは驚きでした。
ベテラン職人の考え抜いての加工だからこそ精密な製品、短納期が実現出来ているのかもしれませんね😀

では今回はここらへんで👋最後までこんなぐだぐだなお話にお付き合い頂きありがとうございました☺